中国学園大学 令和3年度(2021年度) シラバス
授業科目名生化学II サブタイトル 授業番号NK206
担当教員名田中 徹也  
対象学部・学科現代生活学部 人間栄養学科  単位数2単位 
開講年次2年 開講期前期 
必修・選択必修 授業形態講義 
【授業の概要】
生化学とは生命現象を化学的に研究する化学と生物学の融合した学問である。
生化学 I では,栄養学的にも非常に重要な成分である糖質,脂質,アミノ酸とタンパク質,核酸,ビタミン,ミネラルの種類や構造・機能について学修した。
生化学 II では,それらの物質の体内での挙動を説明し,代謝反応によりエネルギーや生理活性物質が産生される過程を学修する。また,それにより生体が一定の環境に保たれ,逸脱することで病気を発症することを理解していく。
講義のアウトラインは教科書に従うが,独自に作成した配布資料をもとに行う(基本的に板書はしないので,講義で話す必要部分を配布資料に書き加えていくこと)。
【到達目標】
生体を構成する糖質,脂質,たんぱく質,核酸,ビタミンなどの,高分子成分の体内での挙動が理解できる。
個体の調節機構(恒常性の維持)を遺伝子発現・神経系・内分泌系・免疫系の各側面から説明できる。
なお,本科目はディプロマポリシーに掲げた学士力の内容のうち,<知識・理解>の修得に貢献する。
【授業計画】
第1回:消化と代謝,物質代謝概論
第2回:糖質の吸収と代謝
第3回:糖新生と貯蔵
第4回:血糖値異常と代謝疾患
第5回:脂質酸化と生合成および輸送と蓄積
第6回:コレステロールの輸送・蓄積と代謝産物
脂質代謝異常
第7回:タンパク質とアミノ酸プール
アミノ酸骨格と窒素の代謝
第8回:アミノ酸から合成される生体物質
アミノ酸代謝異常
第9回:生体エネルギー概論
第10回:代謝の相互関係と中間代謝の概要
第11回:核酸の代謝
第12回:遺伝子発現とその制御
第13回:個体の調節機構(神経系)
第14回:個体の調節機構(内分泌系)
第15回:生体防御機構(免疫系)
評価の方法 種別 割合 評価規準・その他備考
授業への取り組みの姿勢/態度 20% 意欲的な授業態度,予・復習の状況によって評価する。
レポート
小テスト 20% 各回の主要なポイントの理解を評価する。
定期試験 60% 最終的な理解度を評価する。
その他
自由記載
【受講の心得】
生化学は,生命現象を化学的に研究する化学と生物学の融合した学問である。
生化学 II では,生化学 I で学んだ基本的栄養成分・生体機能を担うタンパク質が,代謝・輸送・蓄積・エネルギー産生などを通じてどのように生体の維持に関与しているのかを学ぶ。管理栄養士・栄養士に必須の知識であり,管理栄養士の国家試験にも多数出題される科目である。
必須科目であるため,管理栄養士国家試験につながる厳密な評価試験を行う。
学習を先送りすることなく,毎回講義項目を身につけていくこと。
まとまった単位で,相当枚数の資料を配布するので,生化学 II 専用ファイル(フォルダー)を準備しておくことが望ましい。
【授業外学修】
必須科目であり,理解には時間を要するかもしれない。
毎回の講義開始時に前回の理解度確認の小テストをするので,取りこぼしのないように次回の講義までに週あたり4時間以上の予・復習を行なっておくこと。
小テストの成績で合否が分かれることがあるので,油断のない毎回の復修が重要となる。
使用テキスト 書名 著者・編集者 出版社 定価 ISBN
生化学 園田 勝 編 羊土社 2800 978-4-7581-1354-0
自由記載
参考書 自由記載
【その他】
専門科目の理解のためには,避けて通れない必須科目である。
管理栄養士国家試験の頻出項目を多く含んでいる。
【備考】
令和3年度改定
【担当教員の実務経験の有無】
【担当教員の実務経験】
国内外の先端研究施設および製薬企業での生命科学各分野の研究員
【担当教員以外で指導に関わる実務経験者の有無】
【実務経験をいかした教育内容】
40年にわたる生化学を含む分野での研究経歴と,多分野の医学領域での長年の教育経験を加味して,管理栄養士国家試験問題分析の上,独自配布資料にて講義を行う。