授業科目名 | 微生物学 |
サブタイトル | |
授業番号 | NK210 |
担当教員名 | 楠本 晃子 |
対象学部・学科 | 現代生活学部 人間栄養学科 |
単位数 | 2単位 |
開講年次 | 2年 |
開講期 | 後期 |
必修・選択 | 選択 |
授業形態 | 講義 |
【授業の概要】 我々の生活環境には,様々な微生物が存在し,人の生命や生活活動に密接に関わっている。本講義では,人の健康と微生物の相互関係について理解し,管理栄養士・栄養士として必要とされる微生物の知識,感染から発症,防御に至るしくみおよび微生物の利用について学ぶ。 |
【到達目標】 ・微生物を分類し,基礎的な特徴を説明できる。
・微生物による主な感染症の特徴と予防法を説明できる。
・人の健康と微生物の関わりについて説明できる。
なお,本科目はディプロマポリシーに掲げた学士力のうち,<知識・理解>の修得に貢献する。 |
【授業計画】 |
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第1回:微生物学概論(微生物の種類,常在細菌叢) |
第2回:細菌の性質(細菌の形態と特徴,細菌の染色法) |
第3回:細菌の増殖(代謝,環境応答) |
第4回:細菌の生存戦略(バイオフィルム,細菌毒素) |
第5回:細菌感染症(薬剤耐性,日和見感染) |
第6回:細菌性食中毒(性感染症,再興感染症) |
第7回:結核菌,マイコプラズマ,リケッチア,クラミジア |
第8回:真菌(形と構造,真菌感染症) |
第9回:原虫(構造と種類,原虫の増殖と生活環) |
第10回:プリオン(構造と性質,狂牛病)消毒薬 |
第11回:中間試験(第1回~第8回の授業内容に関する記述試験を行う) |
第12回:ウイルスの性質(構造と大きさ,感染経路) |
第13回:潜伏感染,ノロウイルス,ヘルペスウイルス |
第14回:インフルエンザウイルス,HIV,母子感染 |
第15回:がんウイルス,コロナウイルス,微生物の活用 |
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評価の方法 |
種別 |
割合 |
評価規準・その他備考 |
授業への取り組みの姿勢/態度 |
30% |
意欲的な受講態度および提出したノートによって評価する。 |
レポート |
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小テスト |
30% |
中間試験,中間的な理解度を評価する。 |
定期試験 |
40% |
最終的な理解度を評価する。 |
その他 |
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自由記載 |
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【受講の心得】 世の中の微生物に関する出来事に日頃から関心を持ち,講義に臨むこと。 |
【授業外学修】 1 予習として,教科書のうち,授業内容にかかわる部分を読み,疑問点を明らかにする。
2 復習として,授業内容をノートにまとめる。
3 発展学修として,微生物に関係する新聞記事を読む。
以上の内容を,週当たり4時間以上学修すること。 |
使用テキスト |
書名 |
著者・編集者 |
出版社 |
定価 |
ISBN |
栄養科学イラストレイテッド「微生物」 |
大橋 典男 |
羊土社 |
2800円 |
978-4-7581-1358-8 |
自由記載 |
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参考書 |
書名 |
著者・編集者 |
出版社 |
定価 |
ISBN |
イラストでわかる微生物学超入門 |
齋藤 光正 |
南山堂 |
2500円 |
978-4-525-16341-9 |
自由記載 |
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【備考】 令和3年度改訂 |
【担当教員の実務経験の有無】 無 |
【担当教員以外で指導に関わる実務経験者の有無】 無 |