授業科目名 | 臨床栄養学実習I |
サブタイトル | (疾病に応じた栄養管理・食事療法を学ぶ) |
授業番号 | NP304 |
担当教員名 | 古川 愛子 |
対象学部・学科 | 現代生活学部 人間栄養学科 |
単位数 | 1単位 |
開講年次 | 3年 |
開講期 | 前期 |
必修・選択 | 必修 |
授業形態 | 実習 |
【授業の概要】 各種病態別に症例をに対し栄養状態の評価・判定を行い,栄養ケアプランを作成する。また,各疾患における集団指導について計画し,模擬指導を行う。 |
【到達目標】 ・臨床検査や臨床診査等の栄養状態のパラメータを理解し,栄養不良のハイリスク者を抽出できる。
・提示された症例について栄養管理に必要な情報収集ができ,その情報から栄養評価と栄養診断を行い,栄養計画を立案できる。
・傷病者に対する集団指導を計画し実行できる。
なお,本科目はディプロマポリシーに掲げた学士力のうち,<思考・問題解決能力><技能>の修得に貢献する。 |
【授業計画】 |
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1-2回 NPCの理解と実践(1)アセスメントデータの収集と問題点の抽出
3-4回 NPCの理解と実践(2)栄養補給法の選択と必要量の算出,栄養診断と介入計画
5-6回 糖尿病症例のNPC
7-8回 エネルギーコントロール食の理解,糖尿病交換表の使い方,糖尿病治療食への展開
9-10回 塩分コントロール食の理解,高血圧症例のNPC,減塩食への展開
11-12回 脂質異常症症例のNPC,糖尿病治療食の修正
13-14回 集団指導の理解と計画立案
15回 集団指導の発表,まとめ
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評価の方法 |
種別 |
割合 |
評価規準・その他備考 |
授業への取り組みの姿勢/態度 |
20% |
意欲的な実習態度によって評価する |
レポート |
50% |
治療食や疾病を理解し,傷病者の臨床診査,検査値等から正しくアセスメントを行っているか,栄養管理計画が立てられているかを評価する。 |
小テスト |
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定期試験 |
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その他 |
30% |
模擬集団指導を行い,プレゼンテーションの内容や表現・説明の明確さ,グループ活動への取り組みによって評価する。 |
自由記載 |
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【受講の心得】 臨床栄養学総論,臨床栄養学各論で学んだ知識が必要である。復習を十分に行い授業に臨むこと。 |
【授業外学修】 1 予習として各疾患の特徴や食事療法について理解しておくこと
2 復習として授業で学んだ内容について自分の言葉でノートに整理しておくこと
以上の内容を週当たり1時間以上学修すること |
使用テキスト |
書名 |
著者・編集者 |
出版社 |
定価 |
ISBN |
トレーニーガイド 栄養食事療法の実習 |
本田佳子 編 |
医歯薬出版 |
2700+税 |
978-4-263-70651-0 |
糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版 |
日本糖尿病学会 編 |
文光堂 |
900+税 |
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自由記載 |
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参考書 |
書名 |
著者・編集者 |
出版社 |
定価 |
ISBN |
臨床調理 |
玉川和子・口羽章子・木地明子 著 |
医歯薬出版 |
2400+税 |
978-4263706527 |
日本食品成分表 2020年版(七訂) |
医歯薬出版編 |
医歯薬出版 |
1300 |
978-4263706770 |
栄養ケアプロセス用語マニュアル |
公益財団法人日本栄養士会 |
第一出版 |
3400 |
978-4804112701 |
ビジュアル治療食300 |
宗像伸子 他 編 |
医歯薬出版株式会社 |
4800+税 |
978-4-263-70662-6 |
カラー版一品料理500選 治療食への展開 |
宗像伸子 |
医歯薬出版株式会社 |
4800+税 |
978-4-263-70650-3 |
自由記載 |
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【担当教員の実務経験の有無】 有 |
【担当教員の実務経験】 病院における栄養士,管理栄養士 |
【担当教員以外で指導に関わる実務経験者の有無】 無 |
【実務経験をいかした教育内容】 病院における実務経験を活かし,傷病者に対する実践的な栄養食事療法について指導します。 |